2016/10/14
「黒の時代」キャストコメント公開
「太宰治と黒の時代」放送を記念して、織田作之助役・諏訪部順一さん、太宰治役・宮野真守さん、坂口安吾役・福山潤さん、ジイド役・三木眞一郎さんよりコメントをいただきました!
Q1:原作をご覧になった際の感想は?
Q2:実際に演じてみてのキャラの印象、演じた時に心がけがことは?
Q3:作品の魅力や見どころ、放送をご覧になった皆さんへメッセージをお願いします。

- Q1 スピンオフ小説「太宰治と黒の時代」は、ぶっちゃけ織田作之助が主人公。本編のメインキャラである太宰に対して彼が与えた影響は、今日の人となりに大きく繋がっています。クール、されど熱く。そして哀しい物語でした。
- Q2 下世話な言い方をするならば、織田作は非常に「オイシイ」キャラクターです。仔細語るとネタバレ的になってしまいますので敢えて割愛という事で。ぜひアニメ本編で事の顛末をご覧いただければと。心を込めて演じました。
- Q3 文豪とその作品をモチーフにした設定……それだけで大きな可能性秘めし作品であること想像に易く。組合(ギルド)本格参戦前のワンクッション。織田作たちが織りなすドラマを混ぜカレー召し上がりながらお楽しみ下さい。

- Q1 ミステリアスな太宰の奥底にある「何か」に触れるための、すごくすごく大事なエピソードです。このエピソードが、彼を物語る「全ての答え」では無いと思うのですけど、彼の「きっかけ」を知ることが出来る貴重なお話だなと思いました。
- Q2 ただ単純な「若さ」では無く、今の太宰が持っている「目的」や「想い」や「方法論」を、「まだ選んでない太宰」なんだなと言うことが重要なんだと。そして、それを「なぜ選んだか」が、大切なエピソードなので、その「きっかけ」となった、織田作や安吾とのシーンを、大事に大事に演じました。
- Q3 太宰にとって大事な大事な「黒の時代」のエピソード。 僕も、しっかり心に刻みました。このエピソードを知ってると知らないでは、今後の太宰の「言葉の重み」が違うと思います。いや、むしろ、今までの言葉の印象も変わってくるのでは無いでしょうか。 深い想いが刻まれてる『文豪ストレイドックス』。今後とも、存分にお楽しみください。

- Q1 タイトルとモチーフを知った時にものすごく興味がわいて読みましたが、とても台詞まわに魅力を感じる面白い作品でした。
- Q2 役割というより、太宰と織田とのバランスで人物を作りました。三人での会話で、それぞれの個性があった上で友人関係が成り立っている雰囲気をどう出せるか、そこに注意していました。
- Q3 モチーフとなっている文豪達の要素を台詞と関係性に落とし込むポイントがとても素敵に感じます。太宰の太宰たるゆえんが描かれるこの数話、存分にお楽しみください‼

- Q1 一見するとハードだけど、それだけでは終わらない作品だと思いました。
- Q2 彼の中にも、血が流れているんだよ。マイク前では、普段通りです。
- Q3 ご覧になってくださった方の心が、少しでも動いてくだされば幸いです。